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フィナステリドだけで発毛する?単剤治療で期待できる効果と限界

フィナステリドだけで発毛する?単剤治療で期待できる効果と限界

フィナステリドだけでも、発毛する人はいます。薄毛の進行を抑える薬ですが、服用を続けることで髪が増え、見た目が改善することもあります。

ただし、誰もが同じように改善するわけではありません。現状維持にとどまる人もいれば、単剤では希望する毛量に届かない人もいます。

この記事では、当サイトが過去に行った、フィナステリドだけで治療を続けた男性への取材も紹介します。6か月時点では現状維持を実感し、1年時点では生え際や髪のボリュームの改善が見られました。5年時点では、本人が現状維持に満足していると話していました。この取材内容のほか、医学的な根拠から単剤治療で期待できる効果と限界を解説します。

治療を始める際は、処方する薬だけでなく、治療前の状態や服用後の変化をどう確認するかも病院選びのポイントです。銀座総合美容クリニック(銀クリ)では、医師の診察に加え、SCAVISION(スキャビジョン)で髪の密度や太さなどを測定し、治療計画や経過確認に利用しています。

この記事の結論

  • フィナステリドは薄毛の進行を抑える薬ですが、単剤でも発毛や見た目の改善が期待できます。
  • 効果には個人差があります。髪が増えたかだけでなく、薄毛の進行が抑えられているかも確認することが大切です。
  • 過去の独自取材では、1年時点で改善が記録され、5年時点でも本人が現状維持に満足していた例がありました。ただし、すべての人に同じ結果が出るわけではありません。
  • 効果の確認には通常6か月の服用が必要です。その後も定期的に診察を受け、効果や副作用を確認しながら治療を続けましょう。
  • 撮影や数値で髪の変化を確認しながら治療したい人には、銀座総合美容クリニック(銀クリ)がおすすめです。

※この記事の内容は「一般的な医学情報」であり、特定の薬剤や治療を勧めるものではありません。実際に治療を始めたり変更したりする場合は、必ず医師と相談してください。
※商品、クリニック及び、各サービスの比較掲載順は、調査によって得た情報を当サイトのコンセプトに照らし合わせて総合的に判断した結果であり、クリニックの優劣を示すものではございません。

この記事の監修医師

銀クリ正木院長
正木 健太郎 銀座総合美容クリニック 院長

2008年に銀座総合美容クリニックを開院し2021年までに185万人と多くの診療実績があります。正木院長自ら日々外来を行うことで、膨大な症例データと診療経験をもとに診療を行っています。治療においては内服薬だけでなくメソセラピーやLEDを用いた治療など、300種類を超える多種多様な治療術をもち、また紫外線によるAGA検査機器スキャビジョンを独自の特許技術を用い開発し日々の診療に取り入れています。

【略歴】
平成14年 岡山大学医学部卒
平成20年 銀座総合美容クリニック 開院

【所属学会】
日本形成外科学会 正会員
日本臨床毛髪学会 正会員
日本再生医療学会 正会員
日本美容外科医師会 正会員

監修日:
監修範囲について: 本記事における医師監修は、AGAの基礎知識・受診や治療の考え方・治療薬等の医療情報に関する記載の確認を対象としています。クリニック・サービス・商品等の掲載や選定(おすすめ・ランキング等を含む)は編集部の独自基準によるもので、監修医師が関与・選定したものではありません。

フィナステリドだけでも発毛する?維持との違いは?

フィナステリドがDHT産生をブロックする模式図

フィナステリドは、AGAによる薄毛の進行を抑える内服薬です。進行が抑えられるだけでなく、服用を続けた人に毛量や見た目の改善がみられた臨床試験もあります。「維持する薬だから、髪は増えない」と決めつける必要はありません。

薄毛の進行を抑えることで、髪の状態が改善することがある

AGAでは、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンの影響で、髪が十分に成長する前に抜けやすくなります。こうして細く短い髪が増えると、頭皮が透けたり、生え際の後退が目立ったりします。

フィナステリドは、DHTを作る酵素の働きを抑えます。髪の成長を妨げる影響を弱めることで、薄毛の進行を遅らせ、髪の状態の改善につながることがあります。

細くなっていた髪が太く育つなどして、ボリュームが出たり、頭皮が透けにくくなったりすることも、見た目の改善につながります。新しい毛根が増えるという意味ではありません。

「進行遅延」という効能でも、改善が起こらないわけではない

国内の添付文書に記載された効能は、「男性における男性型脱毛症の進行遅延」です。このため、フィナステリドは「守る薬」「維持する薬」と説明されることがあります。

一方で、進行抑制と、毛量や見た目の改善は両立します。抜け毛や薄毛の進行を抑えながら、以前より髪が増えたように見える状態になる人もいるからです。

ただし、改善の程度は人によって違います。抜け毛の不安が減れば満足できる人と、生え際を以前の位置まで戻したい人では、同じ変化でも治療への満足度は変わります。

臨床試験でも、フィナステリド単剤で見た目の改善が確認されている

国内では、24〜50歳の男性AGA患者414人を対象に、フィナステリドと、有効成分を含まないプラセボを比べた48週間の試験が行われています。頭頂部の写真を評価したところ、治療前より改善した人の割合は次のとおりでした。

投与したもの48週時点で改善と判定された割合
フィナステリド0.2mg/日54.2%(71/131人)
フィナステリド1mg/日58.3%(77/132人)
プラセボ5.9%(8/135人)

出典:フィナステリド錠「トーワ」電子添文「17.1.1 国内第Ⅱ/Ⅲ相二重盲検比較試験」。割合と人数は、電子添文の記載によるものです。

これは「頭頂部の写真で改善と判定された割合」です。本人が発毛を実感した割合や、生え際が希望どおりに戻った割合ではありません。写真上の改善がなかったことだけでは、進行抑制の効果までは判断できません。

この試験では、0.2mgと1mgの間に統計的に明らかな効果の差は確認されませんでした。用量は医師が決めるもので、髪を増やしたいからと自己判断で増量するのは避けましょう。

【過去の独自取材】フィナステリドだけで治療した男性の経過

フィナステリド単剤治療の6か月・1年・5年時点の取材記録を整理した図
当時の取材記録を整理したものです。本人の実感と取材者の観察を分けて示しています。

当サイトでは過去に、フィナステリドだけで治療を続けていた浅谷さん(仮名)を取材しました。浅谷さんは6か月時点で現状維持を実感し、1年時点では生え際や髪のボリュームの改善を記録しています。5年時点でも、本人は現状維持に満足していました。改善と維持が、時間とともにどう変わったかを紹介します。

以下は、当時の取材記事をもとにしたレポートです。新たな臨床試験や、今回実施した取材ではありません。

対象は、前頭部の後退が気になっていた男性1人

取材対象浅谷さん1人
開始時の状況30代前半。前頭部の後退を気にしていた一方、取材者から見ると毛量は比較的保たれていた
治療内容プロペシア(フィナステリド)の服用。5年時点の記事では、ミノキシジル・メソセラピー・サプリ等は併用していないと記録
今回参照した記録服用6か月・1年・5年時点の記事。取材者の観察、本人の話、当時の写真についての記述を確認

単剤治療の経過を知るうえで参考になりますが、対象は一人です。薄毛の進み方や希望する改善も違うため、この人の結果をそのまま全員に当てはめることはできません。

6か月時点:発毛の実感は小さく、現状維持を感じていた

6か月時点の記事では、4か月頃に産毛のようなものを感じたものの、その後は大きな変化を感じていないと記録されています。取材者も、写真で目立つ変化は見られないと説明していました。

一方、本人は抜け毛が減り、前頭部の後退が気にならなくなったと話していました。髪が大きく増えた実感はなくても、薄毛への不安が減り、現状を保てていると感じていた段階です。

この時点の結果だけを見れば、「フィナステリドは維持するだけ」と受け取るかもしれません。しかし、その後の取材では別の変化も記録されています。

1年時点:取材者は改善を確認。本人の実感とは差があった

1年時点の記事では、取材者が、生え際が濃くなり、全体の髪のボリュームが増えていたと記録しています。写真だけではわかりにくいものの、実際に会うと改善が見られた、という当時の観察です。

ただし、本人には、髪がはっきり増えたという実感はありませんでした。前頭部の後退や抜け毛への不安はなくなった一方、大きな発毛実感はなく、美容師から髪が増え、髪質もしっかりしてきたと指摘された、と記事に記されています。

つまり、取材者や周囲が感じた改善と、本人の発毛実感は一致していませんでした。毎日自分の髪を見ている本人には気づきにくい変化を、久しぶりに会った人が感じることもあります。治療の評価を、本人の実感だけで決めないことの大切さがわかります。

5年時点:多少の後退への言及はあるが、本人は維持に満足

5年時点の記事では、取材者は普段の見た目に大きな変化を感じていませんでした。ただし、写真を見比べると、M字部分や前頭部がわずかに後退しているようにも見える、と記録しています。「5年間まったく変わらなかった」というレポートではありません。

このとき、本人は次のように話しています。

特に何も変わっていません(笑)抜け毛が増えたとかもないですし。髪が増えたとも感じませんけど。

出典:筆者による浅谷さんへの過去の取材。服用5年時点の記事から抜粋。

さらに、今後については次のように話していました。

現時点では、現状維持ができていて治療効果に関して満足していますから、このまま続けたいと思っています。

出典:同取材の回答から抜粋。

本人にとっては、髪が増え続けることよりも、薄毛への不安が小さく、気にならない状態を保てていることに価値があったのです。写真上のわずかな変化と、本人が望む見た目の両方を確認する必要があります。

改善した後、維持を続けるという経過もある

時点当時の記録本人の実感・満足
6か月写真で目立つ変化は見られないと取材者が記録抜け毛が減り、前頭部の後退が気にならなくなった
1年取材者が生え際の濃さと髪のボリュームの改善を記録大きな発毛実感はないが、美容師から変化を指摘された
5年普段の印象に大きな変化はない。写真では軽い後退の可能性にも言及現状維持できていると感じ、治療に満足して継続を希望

この経過を見ると、「発毛する薬なのか、維持する薬なのか」という二択だけでは説明しきれません。単剤でも改善が見られ、その後は本人が納得する状態を保ちながら治療を続ける、という経過もあります。

ただし、治療しなかった場合の同じ人とは比較できません。ここでは、薬だけの効果を証明する試験ではなく、フィナステリド単剤で治療した一人を追った、当時の取材記録として紹介しています。

フィナステリドだけでは、どこまでの改善が難しい?

フィナステリドだけで改善する人がいても、誰もが希望する毛量まで増えるわけではありません。髪を保てていても、もっと増やしたいと感じる人はいます。治療の限界は、「薬の効果があるか」と「希望に届いているか」を分けて考えましょう。

生え際やM字が、希望どおりに戻るとは限らない

今回紹介した臨床試験の数値は、頭頂部の写真評価によるものです。この割合を、そのまま生え際やM字部分が改善する確率として使うことはできません。

また、浅谷さんの取材でも、1年時点に生え際の変化が記録された一方、5年時点では軽い後退の可能性に触れています。単剤で効果が得られていても、生え際の位置や形まで思いどおりになるとは限らないのです。

診察では、「生え際をどこまで改善したいか」「今の状態が保てればよいか」を具体的に伝えてください。医師が確認する進行度と、本人が気にしている場所を共有することで、今の治療のままでよいかを考えやすくなります。

効果が頭打ちに感じても、効かなくなったとは限らない

最初は髪の変化を感じていても、時間がたつと「最近は増えない」と感じることがあります。ただ、髪が増え続けないことと、薬の効果がなくなったことは同じではありません。改善した状態を保っている可能性もあります。

一方、本当に薄毛が進んでいる場合もあるため、「維持できているはず」と決めつけるのも避けましょう。治療前、改善を感じた時期、現在の写真を並べると、改善後の維持なのか、再び減ってきたのかを医師と確認しやすくなります。

薬を飲んでいるという事実だけで効果を判断せず、同じ場所の髪がどう変わったかを確認することが大切です。

もっと増やしたいときは、治療の見直しを相談する

抜け毛の不安が減り、今の髪に満足していて、副作用や費用の負担も問題なければ、髪を増やすために急いで治療を追加する必要はありません。

反対に、進行は抑えられていても見た目に不満がある場合は、ミノキシジルの併用や、デュタステリドへの変更などを医師と相談します。いきなり薬を増やすのではなく、今の薬を続けた場合と治療を変えた場合で、期待できる変化、副作用、費用がどう違うかを説明してもらいましょう。

ミノキシジルは、外用薬と内服薬を分けて確認する

ミノキシジル外用薬は国内で発毛剤として承認されています。一方、ミノキシジル内服は国内ではAGA治療薬として未承認で、日本皮膚科学会の2017年版ガイドラインでは推奨度D(行うべきではない)です。

実際のAGA診療では、医師の判断でミノキシジル内服を処方する医療機関もあります。内服を使う場合は、事前に医師の診察を受け、期待できる効果、動悸・むくみなどの副作用、服用中の経過確認について説明を受けることが大切です。持病や併用薬も伝え、外用薬や他の治療との違いを確認しましょう。

フィナステリドの効果は、いつ・どうやって判断する?

効果を確認できるまで、通常6か月の継続服用が必要とされています。ただし、6か月飲めば必ず髪が増えるという意味ではありません。写真や診察で進行抑制と改善を確認し、その後も続けるか、治療を見直すかを医師と決めます。

半年で増えなくても、まず進行が抑えられているかを確認する

添付文書では、3か月で効果が現れる場合もありますが、通常は6か月の連日服用が必要とされています。数週間や1〜2か月の見た目だけでは、効果を判断しにくいと考えましょう。

6か月たったら、髪が増えたかに加えて、治療前と比べて薄毛が進んでいないかを確認します。浅谷さんのように、その時点では主に維持を実感し、後に取材者が改善を記録する例もあります。

ただし、この例を理由に、効果がなくても1年待てばよいとはいえません。6か月以上服用しても進行を遅らせる効果がみられない場合は、治療の見直しが必要です。添付文書ではその場合の投薬中止が示されており、実際の中止や変更は医師が経過を確認して判断します。

写真は、照明・角度・髪の状態をそろえて比べる

髪は、照明、髪の長さ、分け目、濡れているかどうかで見え方が変わります。明るい場所で撮った写真と暗い場所で撮った写真を比べても、治療による変化なのか判断しにくくなります。

  • 生え際・頭頂部など、気になる場所を毎回同じ角度から撮る
  • 照明、撮影距離、髪の乾き具合や分け方をできるだけそろえる
  • 日付を残し、治療前の写真も保存しておく
  • 写真だけでなく、飲み忘れや気になる体調変化も診察時に伝える

毎日撮って一喜一憂するよりも、診察の間隔に合わせて同じ条件の記録を残す方が、変化を追いやすくなります。「自分では増えた気がしない」と感じた場合も、そのまま医師に伝えて、写真や毛髪の状態と照らし合わせましょう。

髪が増えても、維持したいなら継続が基本

フィナステリドは、AGAを完治させる薬ではありません。効果を保つには継続服用が必要です。髪が増えたからと服用をやめると、再び薄毛が進行する可能性があります。

もちろん、いつまで治療するかは、希望する見た目、年齢、体調、費用などによって変わります。取材でも、浅谷さんは自分が満足できる状態を保ちたいと考えていました。維持に価値を感じるかどうかは、自分の希望で決めてよいのです。

服用の負担が大きい場合は、自己判断で間隔を空けたり、錠剤を分割したりせず、処方した医師に相談してください。今の状態をどこまで保ちたいかを伝えて、治療内容や費用を見直しましょう。

単剤治療でも、副作用と体調の確認は必要

フィナステリドだけの治療でも、副作用が起こる可能性はあります。性欲低下や勃起機能不全などの性機能に関する症状、肝機能障害、抑うつ症状などが報告されています。取材した人に副作用の自覚がなかったとしても、誰もが同じように服用できるわけではありません。

服用後に性機能や気分、体調の変化があったら、症状が出た時期を記録し、処方した医師へ伝えましょう。自分を傷つけたい気持ちが出た場合は、服用を中止し、速やかに医師等へ連絡してください。顔や喉の腫れ、呼吸困難などがあれば、救急受診が必要です。

また、国内承認品は成人男性のAGAを対象とする薬です。女性への適応はなく、20歳未満の有効性・安全性も確立されていません。妊娠中・妊娠の可能性がある女性や授乳中の女性は、割れたり砕けたりした錠剤に触れないようにしてください。

持病や併用薬は診察時に伝え、前立腺がん検診などでPSA検査を受ける際も、フィナステリドを飲んでいることを申告しましょう。副作用への対応を後回しにして、髪のために我慢して飲み続けるのは避けることが大切です。

フィナステリドだけでよいかは、変化を確認できる病院で相談する

単剤治療が自分に合うかを判断するには、薄毛の状態と希望する改善を医師に確認してもらうことが大切です。「安いから単剤」「発毛したいから最初から併用」と決める前に、何が原因で薄くなっているか、どのくらいの改善を目指すかを相談しましょう。

病院を選ぶときは、薬代だけでなく、治療前の診察、経過の記録、副作用が出た際の連絡方法も比較してください。自分の希望と治療内容が合っているかを、服用開始後も確認できる病院をおすすめします。

確認すること診察で聞きたいこと
治療の目標今の毛量を保ちたい場合と、さらに増やしたい場合で、治療はどう変わるか
単剤を選ぶ理由自分の状態でフィナステリドだけを使う理由と、期待できる改善は何か
経過の確認いつ、どの場所を、写真や測定で比較するか
治療の見直し進行が続く場合や、希望する改善が得られない場合にどう対応するか
費用・副作用対応通常の薬代、診察・検査・送料と、体調変化があったときの連絡先

銀座総合美容クリニック(銀クリ)|髪の変化を確認しながら治療したい人におすすめ

銀クリサイトキャプチャ画像
公式サイト

治療前の状態を記録し、フィナステリドでどのような変化が出ているか確認しながら治療したい人には、銀座総合美容クリニック(銀クリ)がおすすめです。

医師の診察に加え、SCAVISION(スキャビジョン)で頭皮・頭髪を撮影し、髪の密度や太さ、毛量などを数値化します。初診時の記録と治療後の写真やデータを比較するため、「自分では増えた気がしない」「維持できているかわからない」ときにも、医師と変化を確認できます。

銀クリスキャビジョン画像
銀クリスキャビジョン

治療薬は基本的に30日分ずつ処方し、再診で効果と副作用を確認します。治療前には効果や副作用の説明と血液検査を行い、経過に応じて処方を調整します。検査を受ければ副作用が起こらなくなるわけではないので、服用後の体調変化もその都度伝えましょう。

東京・大阪の対面診療に加え、初診からオンライン診療にも対応し、受診方法を切り替えられます。SCAVISIONによる撮影は来院して受ける検査です。オンライン受診の場合は、写真の確認方法や必要な検査、対面受診のタイミングを相談してください。

単剤と併用では、通常の治療費が違う

一般の内服治療は、院内調剤によるフィナステリド含有薬などを用います。成分名だけで国内承認製品と同一だと考えず、処方する製品・成分・用量について説明を受けましょう。以下は自由診療の税込料金です。

治療・項目費用
維持する治療:フィナステリド含有の内服薬初月1,000円。2か月目以降2,000〜7,150円/月
生やす治療:フィナステリド含有薬+ミノキシジル含有の内服薬初月1,000円。2か月目以降9,700〜19,250円/月
カウンセリング・初診料・再診料0円
院内の血液検査5,500円。直近の健診結果で代用できる場合あり
自毛植毛(2026年11月1日開始予定)1グラフト495〜990円+手術基本料0〜180,000円。内服治療費とは別

内服薬の費用は処方内容や濃度によって変わります。初月1,000円がずっと続くわけではありません。オンライン診療の送料や、検査・追加治療を含む自分の総額も受診前に確認しましょう。

自毛植毛は、薬だけでは希望する見た目に届かない場合に、必要性を検討する選択肢です。1グラフトは移植する毛根の1株で、単価や基本料には条件があります。同院のプレスリリースでは500グラフト未満は基本料なしとされ、麻酔・検査・術後の処方薬・翌日の洗髪・定期検診・画像計測を費用に含みます。術後1・3・6・9・12か月に診察や画像計測を行う予定ですが、開始後の実施状況、担当院、適用条件は確認してください。自毛植毛には、術後の痛み、赤み、腫れ、傷跡などのリスクもあります。

単剤を希望する場合は、その希望を診察で伝え、併用や追加治療を勧められたら理由を聞きましょう。自分の目標に必要な治療と、無理なく続けられる費用を確認して選ぶことが大切です。

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フィナステリドだけで発毛する?単剤治療の効果と限界のまとめ

フィナステリドだけでも、発毛や見た目の改善が期待できます。「維持する薬」という説明は、髪が増えることはないという意味ではありません。ただし、改善の程度には個人差があり、希望する毛量に届かないこともあります。

過去の独自取材では、半年で維持を実感し、1年時点で取材者が改善を記録した後、5年時点でも本人が維持に満足していた例を紹介しました。軽い後退の可能性も記録されているため、増えた・増えないだけでなく、どの状態を保てているかが大切です。

今の治療を評価するときは、髪の変化と自分の希望を医師に伝えましょう。単剤の継続、薬の変更、併用のどれを選ぶ場合も、効果と副作用を確認して決めてください。

病院は、通常費用や診察・検査・経過確認の方法を同じ条件で比べましょう。治療前後の写真や毛髪の数値を医師と確認しながら治療したい人には、銀座総合美容クリニック(銀クリ)がおすすめです。

この記事を書いた人

AGABASE.jp編集部

AGA治療・薄毛対策に関する情報を、ガイドラインや添付文書、公的機関の情報、実際に治療している患者さんの声などの一次情報を優先して編集しています。特定の治療や医療機関を過度に断定せず、比較・検討の判断材料をわかりやすくまとめることを目指しています。

参考文献・参照元

フィナステリドだけの発毛・現状維持に関するQ&A(FAQ)

Q
フィナステリドだけでも発毛しますか?
A

発毛や見た目の改善がみられる人はいます。フィナステリドはAGAの進行を抑える薬ですが、単剤で頭頂部の写真評価が改善した臨床試験もあります。ただし、誰もが希望する毛量まで増えるわけではありません。

Q
「現状維持の薬」と言われるのは、髪を増やせないからですか?
A

国内で承認された効能が「男性における男性型脱毛症の進行遅延」だからです。進行を抑えることと、見た目が改善することは両立します。維持する薬という説明だけで、発毛しないと決めつける必要はありません。

Q
フィナステリドを半年飲んでも増えません。効果がないのでしょうか?
A

髪が増えていなくても、薄毛の進行が抑えられている場合があります。まず治療前の写真と比べ、医師に評価してもらいましょう。6か月以上使っても進行を遅らせる効果がない場合は、添付文書では投薬中止が示されています。単に長く待つのではなく、治療の見直しが必要です。

Q
半年で変化がなくても、1年後に改善することはありますか?
A

今回の過去の取材では、半年時点で本人が主に維持を実感し、1年時点で取材者が改善を記録した例がありました。ただし、一人の記録を理由に、効果がなくても1年続ければよいとはいえません。半年時点の進行抑制を医師と確認し、継続するかを決めましょう。

Q
フィナステリドだけで5年間、現状維持できた人はいますか?
A

今回紹介した取材では、5年時点で本人が現状維持に満足し、単剤治療の継続を希望していました。一方、取材者は写真で軽いM字や前頭部の後退の可能性にも触れています。「まったく変化がなかった」とする記録ではなく、本人が納得できる状態を保てていた例です。

Q
フィナステリドで髪が太くなれば、発毛していると考えてよいですか?
A

髪が太くなり、ボリュームや見た目が改善することも治療による変化の一つです。ただし、太く感じることだけで薬の効果を断定せず、同じ条件の写真や診察で確認しましょう。毛根の数が新しく増えるという意味ではありません。

Q
生え際やM字も、フィナステリドだけで戻りますか?
A

改善する可能性はありますが、生え際の位置や形が希望どおりに戻るとは限りません。本文の臨床試験は頭頂部の写真評価なので、その割合をM字の改善率として使うこともできません。気になる部位と希望する見た目を医師に伝えてください。

Q
最近は髪が増えません。フィナステリドの効果が頭打ちになったのでしょうか?
A

増え続けなくても、改善した状態を保っている場合があります。一方、薄毛が再び進んでいる可能性もあるので、治療前・改善を感じた時期・現在の記録を比べましょう。増えないことだけを理由に、自己判断で増量したり薬を変えたりするのは避けてください。

Q
発毛したいなら、ミノキシジルなしの治療は選ばない方がよいですか?
A

フィナステリド単剤でも改善する人がいるため、全員に併用が必要なわけではありません。今の薄毛の状態と希望する改善に合わせて決めます。併用を検討する場合は、ミノキシジル外用と内服の承認・リスクの違いも説明してもらいましょう。

Q
髪が増えたら、フィナステリドをやめても維持できますか?
A

効果を保つには継続服用が基本です。やめると再び薄毛が進行する可能性があります。減薬や中止を希望する場合は、維持したい毛量、体調、費用を処方した医師へ伝え、変更後の確認方法も決めましょう。

Q
フィナステリドだけなら、副作用の心配はありませんか?
A

単剤でも副作用は起こり得ます。性機能や気分、体調の変化は処方した医師へ伝えましょう。自分を傷つけたい気持ちが出た場合は服用を中止し、速やかに医師等へ連絡してください。呼吸困難や顔・喉の腫れがあれば救急受診が必要です。

Q
単剤で効果が出ているか、どんな病院で確認するとよいですか?
A

治療前の写真や毛髪の状態を記録し、再診で変化と副作用を確認してくれる病院がおすすめです。診察・検査の内容、通常費用、困ったときの連絡方法を比べましょう。来院して撮影・数値化を受け、医師と変化を確認したい人には、銀座総合美容クリニック(銀クリ)がおすすめです。