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ミノキシジル内服薬と外用薬の違い|効果・副作用・承認状況を比較

ミノキシジル

ミノキシジル内服薬と外用薬の違い|効果・副作用・承認状況を比較

ミノキシジルには、飲んで使う内服薬と、頭皮に塗る外用薬があります。同じ成分でも、効果の現れ方や副作用、国内での承認状況、毎日の使い方が異なります。

国内のAGA診療では、発毛を促す目的でミノキシジル内服薬が処方されています。内服薬を発毛治療の柱として採用しているクリニックもあり、国内未承認という情報だけでは、実際の治療内容を十分に理解できません。

一方、内服薬には多毛、むくみ、動悸などの副作用があります。使用を検討する場合は、医師が持病や服用中の薬、血圧などを確認し、治療を始めた後も効果と体調の変化を診てもらうことが大切です。

この記事では、内服薬と外用薬の違いを比較し、それぞれが向いている人や、治療を選ぶときに医師へ確認したいことを解説します。

この記事の結論

  • 外用薬には国内で承認された発毛剤があります。内服薬はAGA治療薬として国内未承認ですが、実際の国内診療では発毛を促す治療に使われています。
  • 国内承認の発毛剤を使いたい人や、飲み薬を避けたい人には、外用薬が選択肢になります。ただし、頭皮のかぶれや全身への副作用にも注意が必要です。
  • 毎日の塗布が難しい人や、外用薬で十分な改善が得られない人は、内服薬を含めた治療の見直しを医師と相談できます。効果の高さだけで選ばず、健康状態や副作用も踏まえて判断します。
  • 内服薬を使う場合は、診察・処方に加えて、治療中の経過確認と副作用が出た際の対応まで受けられるクリニックを選びましょう。
  • 写真や数値で髪の変化を確認しながら治療を進めたい人には、SCAVISIONによる検査と経過確認を行う銀座総合美容クリニック(銀クリ)がおすすめです。

※この記事の内容は「一般的な医学情報」であり、特定の薬剤や治療を勧めるものではありません。実際に治療を始めたり変更したりする場合は、必ず医師と相談してください。
※商品、クリニック及び、各サービスの比較掲載順は、調査によって得た情報を当サイトのコンセプトに照らし合わせて総合的に判断した結果であり、クリニックの優劣を示すものではございません。

この記事の監修医師

銀クリ正木院長
正木 健太郎 銀座総合美容クリニック 院長

2008年に銀座総合美容クリニックを開院し2021年までに185万人と多くの診療実績があります。正木院長自ら日々外来を行うことで、膨大な症例データと診療経験をもとに診療を行っています。治療においては内服薬だけでなくメソセラピーやLEDを用いた治療など、300種類を超える多種多様な治療術をもち、また紫外線によるAGA検査機器スキャビジョンを独自の特許技術を用い開発し日々の診療に取り入れています。

【略歴】
平成14年 岡山大学医学部卒
平成20年 銀座総合美容クリニック 開院

【所属学会】
日本形成外科学会 正会員
日本臨床毛髪学会 正会員
日本再生医療学会 正会員
日本美容外科医師会 正会員

監修日:
監修範囲について: 本記事における医師監修は、AGAの基礎知識・受診や治療の考え方・治療薬等の医療情報に関する記載の確認を対象としています。クリニック・サービス・商品等の掲載や選定(おすすめ・ランキング等を含む)は編集部の独自基準によるもので、監修医師が関与・選定したものではありません。

ミノキシジル内服薬と外用薬の違いを比較

ミノキシジル内服薬と外用薬の使い方、国内承認、注意する症状を比較した図

ミノキシジル内服薬は体内に取り込んで使う薬、外用薬は薄毛が気になる部分の頭皮に塗る薬です。どちらも発毛を促す目的で使われますが、薬の使い方と、確認すべき副作用が異なります。

比較項目ミノキシジル内服薬ミノキシジル外用薬
使い方医師が決めた量・回数で服用する製品の説明書や処方時の指示に従い、頭皮に塗る
作用の届き方体内に吸収され、血流を通じて作用する塗布した頭皮から成分が取り込まれる。全身への影響にも注意する
国内の承認AGA治療薬としては未承認壮年性脱毛症に対して承認された製品がある
2017年版ガイドライン推奨度D。行うべきではないとする評価男性の5%・女性の1%は推奨度A。行うよう強く勧める評価
期待できる効果発毛や髪の成長を促す。効果は用量・対象・評価方法で異なる発毛・育毛と抜け毛の進行予防。濃度・対象・用法は製品ごとに確認する
主に確認する副作用多毛、むくみ、動悸、めまい、頭痛など頭皮のかゆみ、赤み、かぶれなど。動悸やむくみ等にも注意
続ける際の負担服薬と再診。体調の変化も伝える頭皮へ塗る作業。髪を乾かす時間や整髪との両立も考える
入手方法診察を受け、医師が処方の適否を判断する国内承認の市販薬は薬剤師の説明を受けて購入できる。医療機関での処方もある

外用薬には男性用・女性用があり、医療機関で扱う製剤には濃度や配合成分が異なるものもあります。外用薬ならすべて国内承認というわけではありません。薬の名前だけで判断せず、実際に使う製品の承認・対象者・成分を確かめてください。

内服薬と外用薬では、発毛効果はどう違う?

内服薬には発毛効果を示す研究があり、外用薬を上回った評価項目もあります。ただし、直接比較した試験では差が確認されなかった項目もあり、内服ならどの条件でも外用より高い効果が出る、とまではいえません。

内服薬が発毛治療に使われる理由は?

内服薬は、飲んだ成分が体内に吸収されて作用します。毎回頭皮へ塗る必要がないため、外用を生活に組み込みにくい人にとって、続けやすい治療になる場合があります。外用薬で十分な改善が得られない場合も、医師が内服を含めて治療を見直します。

銀座総合美容クリニック(銀クリ)は、ミノキシジルを発毛を促す内服薬として用い、フィナステリドなどの進行を抑える治療と組み合わせています。健康状態や髪の変化を見ながら処方内容を調整することも公式に案内しています。内服が採用されている理由を理解するには、こうした実際の治療方針まで見ることが必要です。

一方、外用薬にも発毛効果が確認されています。頭皮に塗る方法で十分な改善が得られ、使い続ける負担も小さい人が、内服へ変更しなければならないわけではありません。今の治療でどこまで改善しているか、何を変えたいかを先に整理しましょう。

内服と外用を比べた研究では?

研究の結論が異なる理由の一つは、内服の量、外用の濃度、対象者、効果を見る方法が同じではないことです。主な比較結果をまとめます。表の内服量は研究で使った条件であり、自分で服用量を決めるための目安ではありません。

研究比較条件分かったこと
2022年・複数研究をまとめた比較男性のAGAを対象とした23研究を分析。内服・外用などを比較24週時点の太い毛の増加では、ミノキシジル内服5mg/日が外用2%・5%を上回る結果。ただし、別々の研究の結果をつないだ比較を含む
2024年・男性での直接比較内服5mg/日と外用5%・1日2回を24週間比較主要評価の太い毛の密度では内服の優越性を示さなかった。一方、頭頂部の写真評価では内服が上回った
2026年・男女での直接比較男性は内服2.5mg/日と外用5%、女性は内服1.25mg/日と外用2%。外用は1日2回、24週間両群で写真上の改善が見られ、医師による評価に有意な群間差はなかった。男性だけの結果とは分けて考える

つまり、内服には効果を期待する根拠がありますが、「飲めば塗り薬より必ず増える」と約束できる結果ではありません。また、差が見つからなかったことだけで、すべての人に同じ効果が出ると証明されたわけでもありません。

自分の薄毛の状態、これまでの治療、希望する改善を医師と共有し、内服へ替える理由があるかを確認しましょう。研究で使われた量を見て、自己判断で増量することは避けてください。

国内の承認状況とガイドラインはどう違う?

国内では、壮年性脱毛症(AGA)に対して承認されたミノキシジル外用薬があります。内服薬はAGA治療薬として国内未承認です。承認状況と、実際に医師が診療で使用していることは、分けて理解する必要があります。

未承認なのに、国内で処方されているのはなぜ?

国内未承認とは、日本でAGA治療薬としての承認を取得していないという意味です。それだけで「発毛効果がない」「服用すると必ず危険」と決まるものではありません。実際には、研究や診療経験を踏まえ、医師の判断と責任のもとで処方する医療機関があります。

ただし、処方されている事実だけで、国内承認薬と同じ評価を受けていることにもなりません。説明を受ける際は、その薬を使う理由、期待できる改善、副作用、外用などの別の選択肢を確認してください。納得できない点があれば、その場で治療を決める必要はありません。

2017年版ガイドラインの評価は?

日本皮膚科学会の2017年版ガイドラインでは、ミノキシジル外用は男性5%・女性1%が推奨度A、内服は推奨度Dです。内服は、有効性の根拠と全身性の副作用への懸念を踏まえ、行うべきではないと評価されています。

その後、低用量の内服に関する比較試験や、海外の専門家による処方時の確認事項をまとめた合意文書が公表されています。ただし、これらは日本の承認取得や、国内ガイドラインの推奨変更そのものではありません。国内の学会公式一覧では、本稿制作時点で2017年版が掲載されています。

この違いを踏まえて、医師が内服を勧める場合は「自分にこの治療を選ぶ理由は何か」を聞いてみましょう。承認状況だけで結論を出すより、提案の理由と治療中の確認方法を理解する方が、納得して判断しやすくなります。

内服薬と外用薬の副作用はどう違う?

内服薬では、多毛やむくみ、動悸などの全身症状を確認します。外用薬では頭皮のかゆみ・かぶれなどが問題になりやすい一方、動悸やむくみなどが出ることもあります。「塗り薬だから全身への影響はない」とは考えないでください。

確認すること内服薬外用薬
頭皮・皮膚の症状発疹など、皮膚症状が出る場合もあるかゆみ、赤み、かぶれ、ふけ、熱感など
頭以外の毛顔や腕などの体毛が増えることがある顔などに薬液が付かないよう注意する
体調の変化むくみ、動悸、めまい、頭痛、血圧の変化など胸の痛み、心拍が速くなる、めまい、急な体重増加、手足のむくみなども説明書の中止・相談対象
開始前の確認心臓・腎臓の病気、血圧、むくみ、併用薬などを医師が確認頭皮の状態に加え、心臓・腎臓の病気、血圧、むくみ等は医師・薬剤師へ相談

内服薬では、髪以外の変化も起こる可能性がある

内服は全身に作用するため、発毛効果だけを見て継続を決めることはできません。顔や足のむくみ、体重の急な増加、脈が速い感じ、立ちくらみなどがあれば、いつから始まったかを医師に伝えてください。体毛が濃くなることも、治療を続けるか考えるうえで大切な変化です。

経口ミノキシジルには、心臓の周囲に液体がたまる心嚢液貯留など、重い副作用への警告もあります。高血圧の治療に使う量とAGA診療の低用量を同じ条件にはできませんが、低用量という言葉だけで体調変化を軽視しないことが必要です。

外用薬でかぶれたら、そのまま内服へ替えてよい?

外用薬でかゆみや赤みが出た場合は、使用を中止して医師・薬剤師へ相談します。ミノキシジル自体が原因なのか、添加物による刺激やアレルギーなのかは、自分では判断できません。接触皮膚炎とは、成分が皮膚に触れて炎症を起こした状態のことです。

外用薬でかぶれたからといって、自己判断で内服へ替えることは勧めません。使った商品と症状の経過を伝え、原因を確認したうえで、別の外用製品や内服を含めた治療を医師と検討します。

胸の痛み・息苦しさなどが出たときは?

胸の痛み、動悸、めまい、急な体重増加やむくみなどが出たら、使用を中止して速やかに医師へ相談してください。強い胸痛、息苦しさ、失神などがあるときは、処方元からの返信を待たず、救急受診を優先します。

薬の名前、飲んだ量または塗った量、最後に使った時刻、症状が出た時刻を伝えると、受診先で状況を確認しやすくなります。

外用薬と内服薬は、それぞれどんな人に向いている?

外用薬の相談、内服を含む治療の見直し、薬を選ぶ前の診察を、希望や体調ごとに整理した図

国内承認の発毛剤を使いたい人や、頭皮へ塗る方法を無理なく続けられる人には外用薬が向いています。塗布の継続が難しい人や、外用で十分な改善が得られない人は、内服を含む治療の見直しを医師と相談できます。

外用薬が向いている人

  • 国内で承認された発毛剤を使いたい人
  • 飲み薬を増やしたくない人
  • 毎日、決められた回数を頭皮へ塗る時間を取れる人
  • 外用薬で改善しており、頭皮や体調に問題なく継続できている人

例えば、朝晩のヘアケアに塗布を組み込めて、飲み薬を避けたい人は、外用から相談しやすいでしょう。すでに外用で変化を感じている人は、その写真や使用期間も判断材料になります。

ただし、頭皮に傷・湿疹・炎症がある場合は、その部分に使用できません。持病がある人が「飲まないから大丈夫」と判断するのも避けましょう。市販薬でも、購入時に健康状態や使用条件の確認を受けます。

内服薬がおすすめな人

  • 朝晩の塗布が難しく、外用薬を継続できていない人
  • 外用薬を正しく一定期間使っても、希望する改善が得られない人
  • 外用時の頭皮トラブルについて診察を受け、治療方法を見直したい人
  • 未承認という位置付けと副作用を理解し、医師の診察を受けながら治療したい人

外用薬を塗り忘れがちな人は、薬そのものが効かないのか、十分に使えていないのかを区別する必要があります。飲み薬にすることで継続しやすくなる場合はありますが、服用を忘れる人もいます。生活のどこで負担になっているかを、そのまま医師へ伝えてください。

内服の提案を受けたら、自分の薄毛に期待できる改善と、体調面で確認することを聞きましょう。「外用より強いから」だけでなく、自分に内服を選ぶ具体的な理由が分かる説明を受けることが大切です。

持病や体調の問題がある人は、先に診察を

心臓や腎臓の病気、血圧の問題、繰り返すむくみ、動悸などがある人は、薬を選ぶ前に医師へ伝えてください。降圧薬など、ほかに使っている薬もお薬手帳で確認してもらいます。

この記事の「向いている人」に当てはまっても、個人への処方の可否は診察で決まります。女性の薄毛や20歳未満の人も、男性用市販薬の対象や用法を自分へ当てはめず、医療機関へ相談してください。

使い方・効果を見る時期・続ける費用はどう違う?

使い方は、それぞれ外用薬は頭皮に塗布、内服薬は服薬します。どちらも短期間の変化だけで判断せず、始めるときに効果を確かめる時期と、続ける費用を確認しておきましょう。

外用薬は、量と回数を守って頭皮へ塗る

男性用のリアップX5チャージは、20歳以上の男性が1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗る製品です。少なくとも4か月は毎日使用し、6か月使っても発毛や脱毛の状態などに改善がなければ、中止して医師・薬剤師へ相談するよう説明されています。

この回数と期間は、同製品の説明です。濃度や対象が異なる薬へ、そのまま当てはめないでください。かぶれや体調の変化、脱毛状態の悪化があれば、6か月まで待つ必要はありません。

使うときは、髪の表面に付けるだけにならないよう、髪を分けて頭皮に塗ります。髪を乾かす時間や薬液が乾くまでの時間も必要になるため、出勤前や就寝前に無理なく続けられるかを考えてみてください。詳しい塗り方や製品比較は、外用薬の記事で紹介しています。

内服薬は、処方内容と評価時期を医師と決める

内服薬の量や回数は、医師の指示に従います。AGA治療薬として国内承認された標準用量はないため、ネットで見た量や他人の処方量をまねしないでください。研究で使われた量が、そのまま自分に適した量になるわけではありません。

開始時に「いつ髪の変化を確認するか」「その前に体調面で何を診るか」を聞いておきましょう。効果を見るための期間と、副作用を相談するタイミングは別です。症状があれば、予定していた再診日より前に連絡します。

変化を比べるときは、開始前の写真が役立ちます。照明、角度、髪の乾き方をそろえると、地肌の見え方を比較しやすくなります。髪型や長さが変わったこと、使えなかった日が続いたことも、診察で伝えましょう。

初月料金より、続けたときの負担で比べる

外用薬の費用は商品・容量・購入先で異なり、内服薬も用量や併用する薬、医療機関によって変わります。市販の外用薬1本と、内服薬2種類を含む治療プランでは内容が違うため、表示された月額だけで安い・高いを決めることはできません。

費用の確認項目外用薬内服薬
薬代濃度、容量、何日分か、通常購入と定期購入の違いミノキシジル単剤か、フィナステリドなども含むか。用量変更での価格差
薬以外の費用通販の送料、診察・処方を受ける場合の診察料や検査料初診・再診・検査・配送などの費用
継続条件定期購入の回数、解約期限、余った場合の対応処方日数、受診間隔、まとめ処方や定期契約の条件

薬代が安くても、塗ることが負担でほとんど使えていないなら、希望する治療を続けられていません。反対に、内服で体毛が増えることが気になり、続けたくないと感じる人もいます。金額と生活上の負担の両方を医師へ伝え、自分が続けられる方法を相談しましょう。

内服と外用の併用・切り替えはできる?

医師が必要と判断し、内服と外用を組み合わせたり、どちらかへ切り替えたりする場合があります。ただし、自己判断で併用したりする前に、必ず医師に確認してください。内服と外用を併用すれば、その分だけ髪が増えるとは限りません。

内服と外用を併用する場合

銀座総合美容クリニック(銀クリ)の公式案内でも、外用薬を単独で使う場合と、内服薬に組み合わせる場合があると説明しています。併用の目的は、症状やこれまでの反応に応じて治療を組み立てることです。

相談するときは、追加する理由だけでなく、何をもって効果を判断するか、副作用が出た場合はどちらをどう扱うか、費用がいくら増えるかも確認しましょう。内服を処方されている人が、市販の外用薬を購入して無断で使い足すことは避けてください。

外用から内服へ切り替える場合

外用の効果が乏しいと感じたら、使っている製品、濃度、1回量、使用回数、継続期間を確認します。塗り忘れが多かったり、AGA以外の脱毛が重なっていたりすれば、薬の形を替えるだけでは解決しないこともあります。

内服を検討する際は、外用で困ったことに加え、持病や併用薬、過去のむくみ・動悸などを伝えます。薬を受け取る前に、外用をやめる時期と内服を始める時期、次に診察を受ける日まで確認しておくと、変更後の経過を追いやすくなります。

内服から外用へ切り替える場合

内服の副作用や、飲み薬を減らしたいという希望から、外用を含めて治療を見直すこともできます。ただし、切り替えた後も同じ毛量を維持できるかは、事前には約束できません。変更前の写真を残し、髪と体調の変化を医師と確認します。

体調の問題が理由なら、まず診察が優先です。内服と外用を一時的に併用するか、すぐに変更するかなどを自己判断で決めず、処方医の指示を受けてください。治療全体を減らす・やめる場合の考え方は、減薬・休薬の記事でも解説しています。

ミノキシジルを処方してもらうクリニックはどう選ぶ?

ミノキシジルの治療前の確認、治療中の経過確認、体調が変わったときの相談を示した図

内服薬を検討する人は、処方前の診察だけでなく、開始後に髪と体調を確認し、必要に応じて治療を見直せるクリニックを選びましょう。外用薬を使う人も、薄毛の原因や効果、かぶれについて医師へ相談するようにしましょう。

診察では、薬を選ぶ理由と開始後の確認方法を聞く

  • 薄毛の原因と現在の進行を、どのように確認するか
  • 内服または外用を選ぶ理由と、ほかの治療方法
  • 持病・血圧・併用薬を踏まえた処方の判断
  • 写真や頭皮の診察で、いつ何を比べて効果を見るか
  • 副作用が疑われるときの連絡先と、診察を受ける方法
  • 通常の薬代、検査・再診・送料、変更時の費用

内服薬の処方を受ける場合は、事前に医師の診察を受け、効果や副作用について十分な説明を受けることが大切です。

場合によっては検査も必要ですが、必要な検査は、健康状態や薬の内容によって変わります。血液検査の有無だけで判断せず、何を調べるのか、血圧や症状をどう確認するのかも聞いてください。個人輸入で薬を入手し、診察を受けずに自己判断で服用することは避けてください。

オンライン診療を希望する場合も、体調が変わった際に再診できるか、対面での診察が必要になったときにどう対応するかを確認しましょう。薬が届く手軽さだけでなく、治療中の相談方法まで比較することが大切です。

銀座総合美容クリニック(銀クリ)|薬の選択と経過確認を医師と進めたい人に

銀クリサイトキャプチャ画像
公式サイト

内服・外用の選択を相談し、治療前後の髪の変化を確かめながら続けたい人には、銀座総合美容クリニック(銀クリ)がおすすめです。同院はミノキシジルなどの内服薬を用いた発毛治療に加え、症状や健康状態に応じて外用薬も検討します。

診察では、問診・視診・触診や検査をもとに治療計画を決めます。SCAVISIONは頭皮・頭髪を撮影し、髪の密度や太さなどを数値で確認する独自の検査です。治療前と治療後の写真や数値を比べられるため、自分では気付きにくい髪の変化も確認できます。医師は診察や検査の結果をもとに、薬を続けるか、処方を変えるかを判断します。

銀クリスキャビジョン画像
銀クリスキャビジョン

再診では、発毛の状態や副作用の有無を確認し、必要に応じて処方内容を調整します。対面診療は東京院・大阪院、オンライン診療にも対応しています。実際に受ける検査や診療方法は、予約時と診察時に確認してください。

項目内容・税込費用
発毛を目指す内服治療・初月1,000円。フィナステリド含有内服薬とミノキシジル含有内服薬のプラン。カウンセリング・初診料は0円
同プラン・2か月目以降月9,700〜19,250円。薬剤の濃度により変動
進行予防を中心とする治療フィナステリド含有内服薬は初月1,000円、2か月目以降は月2,000〜7,150円。ミノキシジルを含む発毛プランとは別
外用薬症状・治療方針に応じて必要性を検討。製品、濃度、承認状況、料金は診察時に確認
診察・検査等内服薬治療の再診料は0円。血液検査、施術、配送などの費用は別途確認
自毛植毛2026年11月1日開始予定。1グラフト495〜990円+手術基本料0〜180,000円。単価・基本料の適用条件は要確認。内服治療とは別料金

治療は自由診療です。初月1,000円は内服薬治療の案内で、外用薬や植毛の料金ではありません。ミノキシジル内服の国内未承認という位置付けや、多毛・むくみ・動悸などの副作用についても、治療前に説明を受けてください。

同院は自毛植毛の開始も発表しています。植毛は、後頭部などの毛根を薄毛部分へ移植する手術です。薬との使い分けを相談でき、術後も定期診察とSCAVISIONによる画像計測を案内しています。手術には痛み・赤み・腫れなどがあり、必要株数、実施院、費用条件、開始後の実施状況は別途確認が必要です。

\ 初回1,000円で発毛治療 //
銀座総合美容クリニック(銀クリ)公式サイト

ほかのクリニックを検討するときも、診察・検査・経過確認・通常費用を同じ条件で比較しましょう。自分にその薬を勧める理由を説明してくれるか、治療中に副作用が出たら診察を受けられるかも確かめてください。

ミノキシジル内服薬と外用薬の違いのまとめ

ミノキシジルの内服薬と外用薬は、どちらも発毛を促す治療に使われます。国内承認の製品がある外用薬に対し、内服薬はAGA治療薬として国内未承認ですが、発毛治療の柱として採用している国内の医療機関もあります。

外用薬は、国内承認の発毛剤を使いたい人や、毎日の塗布を続けられる人におすすめです。内服薬は、塗布が難しい人や、外用薬を正しく使っても十分な効果が得られない人におすすめです。どちらを使う場合も、頭皮や健康状態を確認したうえで選びましょう。

内服には効果を期待する研究結果がある一方、外用との比較結果は条件によって異なります。効果だけで決めず、頭皮の状態、持病、併用薬、副作用、継続費用まで確認しましょう。

内服薬を使う場合は、医師の診察を受けて処方してもらい、治療中も発毛効果や副作用を診てもらいましょう。写真や数値で髪の変化を確認したい人には、SCAVISIONでの検査を治療計画や経過確認に使う銀座総合美容クリニック(銀クリ)がおすすめです。複数院の診療内容や費用も比べ、納得して続けられるクリニックを選びましょう。

この記事を書いた人

AGABASE.jp編集部

AGA治療・薄毛対策に関する情報を、ガイドラインや添付文書、公的機関の情報、実際に治療している患者さんの声などの一次情報を優先して編集しています。特定の治療や医療機関を過度に断定せず、比較・検討の判断材料をわかりやすくまとめることを目指しています。

参考文献・参照元

ミノキシジル内服薬と外用薬の違いに関するQ&A(FAQ)

Q
ミノキシジル内服薬と外用薬は、何が違いますか?
A

内服薬は飲む薬、外用薬は頭皮に塗る薬です。国内承認の外用製品がある一方、内服はAGA治療薬として国内未承認です。内服では多毛・むくみ・動悸など、外用では頭皮のかゆみ・かぶれなどに注意します。外用でも全身症状が出ることがあります。

Q
ミノキシジルは、内服の方が外用より効果が高いですか?
A

内服が外用を上回った研究結果はありますが、すべての条件で上回るとはいえません。2024年の男性の比較試験では、頭頂部の写真評価は内服が上回りましたが、主に調べた太い毛の密度では、内服が外用を上回るとは確認できませんでした。2026年の男女を対象とする試験でも、写真評価に統計的な差はありませんでした。用量や対象者、調べた項目によって結果が異なります。

Q
未承認のミノキシジル内服薬が、なぜ国内で処方されるのですか?
A

発毛効果を示す研究や診療経験をもとに、医師が患者の状態を診て処方しているためです。国内未承認という理由だけで、発毛効果がないとはいえません。治療前には、内服薬を勧める理由、期待できる効果、副作用、外用薬との違いを説明してもらいましょう。

Q
ミノキシジル外用薬がおすすめなのは、どんな人ですか?
A

国内承認の発毛剤を使いたい人、飲み薬を避けたい人、毎日の塗布を続けられる人には、外用薬がおすすめです。すでに外用で改善し、頭皮や体調に問題なく継続できている人が、必ず内服へ変更する必要はありません。持病や頭皮トラブルがある場合は先に相談しましょう。

Q
ミノキシジル内服薬がおすすめなのは、どんな人ですか?
A

毎日の塗布が難しい人や、外用薬を正しく一定期間使っても十分な効果が得られない人には、内服薬がおすすめです。処方の可否は、持病、血圧、併用薬なども踏まえて医師が判断します。

Q
外用薬が効かなければ、すぐ内服へ切り替えてよいですか?
A

自己判断で切り替えず、医師に今の治療を見直してもらいましょう。使用中の製品、濃度、量、回数、期間を伝えてください。塗り忘れが多ければ十分な効果は期待できず、AGA以外の脱毛が重なっている場合もあります。医師が原因を確認し、切り替えるかを判断します。

Q
内服薬と外用薬は併用できますか?
A

医師が必要と判断して組み合わせる場合があります。ただし、併用すれば必ず効果が高まるわけではありません。内服中に市販の外用薬を使い足す前に、目的、副作用への対応、費用を処方医へ確認してください。

Q
外用薬でかぶれた人は、内服なら使えますか?
A

かぶれの原因がミノキシジル自体なのか、添加物による刺激・アレルギーなのかによって判断が変わります。まず外用を中止して医師・薬剤師へ相談し、原因を確認してください。塗り薬でかぶれたという理由だけで、自己判断で内服へ替えることは勧めません。

Q
内服薬から外用薬へ替えても、増えた髪は維持できますか?
A

同じ毛量を維持できるかは、人によって異なります。切り替える理由を医師へ伝え、変更前後の写真や診察で髪の変化を確認してもらいましょう。体調の問題がある場合は、まず診察を受け、薬の中止・変更について指示を受けてください。

Q
外用薬でも動悸やむくみが出ますか?
A

出ることがあります。リアップX5チャージの説明書では、胸の痛み、心拍が速くなる、めまい、急な体重増加、手足のむくみなどが中止・相談の対象です。症状があれば使用を中止して医師へ相談し、強い胸痛や息苦しさがある場合は速やかに受診してください。

Q
効果が出るまでの期間は、内服と外用で違いますか?
A

外用のリアップX5チャージでは、少なくとも4か月の継続使用が目安です。6か月で改善がなければ中止して相談します。内服は、処方内容や髪の状態を踏まえて評価時期を医師と決めます。この目安をすべての製品・用量へ当てはめず、副作用があれば評価時期まで待たずに相談してください。

Q
初期脱毛が多いほど、効果が高いと考えてよいですか?
A

初期脱毛の有無や量だけでは、治療効果を判断できません。抜け毛が増えた原因が別にある場合もあります。急激・斑状の脱毛や脱毛状態の悪化があれば相談し、体調の変化がある場合も医師へ伝えてください。髪の変化は写真や診察で確認します。

Q
フィナステリドなどの飲み薬と、ミノキシジルはどう違いますか?
A

フィナステリドやデュタステリドは、AGAに関係する男性ホルモンの一種、DHTの産生を抑える薬です。ミノキシジルは発毛を促す目的で使われます。役割が異なるため、医師が組み合わせる場合があります。「飲み薬」というだけで同じ薬だと判断せず、処方された成分を確認してください。

Q
内服薬と外用薬は、どちらが安いですか?
A

商品や用量、併用する薬、医療機関によって異なります。外用薬1本と、内服薬を複数含むプランを月額だけで比べることはできません。通常の薬代に加え、診察料・検査料・送料、契約条件をそろえて確認してください。

Q
ミノキシジル内服薬は、なぜクリニックで処方してもらう必要があるのですか?
A

医師に内服薬を使えるか判断してもらい、効果や副作用について説明を受けるためです。治療中も定期的に診察を受け、発毛効果や体調の変化を診てもらいましょう。

Q
銀座総合美容クリニック(銀クリ)は、どんな人に向いていますか?
A

内服・外用の選択を医師と相談し、写真やSCAVISIONの数値で髪の変化を確認しながら治療したい人におすすめです。発毛を目指す内服プランは初月1,000円、2か月目以降は月9,700〜19,250円(税込)です。外用薬・検査・配送等の費用は別途確認してください。初月1,000円は外用薬や植毛の料金ではありません。