
AGA(エージーエー)とは正式名称Androgenetic Alopecia、別名「男性型脱毛症」と呼ばれ、成人男性によく見られる頭髪が薄くなる状態のことをさします。思春期以降に額の生え際や頭頂部がどちらか一方、または双方から薄くなっていきます。遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因です。
成人男性が悩む薄毛のほとんどがAGAだとも言われています。
早い人は10代後半、もしくは20代前半くらいから症状が出始め、30~40代以降で発症率が格段に上がるとされています。
本カテゴリー「AGA治療」では、AGAの仕組み・進行パターン・治療方法・費用・治療期間・副作用・他疾患との違い・よくある質問までを体系的にまとめています。
AGA(男性型脱毛症)は進行性のため、
などを判断する情報が治療前の段階で揃っていることが大切です。
※この記事の内容は「一般的な医学情報」であり、特定の薬剤や治療を勧めるものではありません。実際に治療を始めたり変更したりする場合は、必ず医師と相談してください。
※商品、クリニック及び、各サービスの比較掲載順は、調査によって得た情報を当サイトのコンセプトに照らし合わせて総合的に判断した結果であり、クリニックの優劣を示すものではございません。

2008年に銀座総合美容クリニックを開院し2021年までに185万人と多くの診療実績があります。正木院長自ら日々外来を行うことで、膨大な症例データと診療経験をもとに診療を行っています。治療においては内服薬だけでなくメソセラピーやLEDを用いた治療など、300種類を超える多種多様な治療術をもち、また紫外線によるAGA検査機器スキャビジョンを独自の特許技術を用い開発し日々の診療に取り入れています。
【略歴】
平成14年 岡山大学医学部卒
平成20年 銀座総合美容クリニック 開院
【所属学会】
日本形成外科学会 正会員
日本臨床毛髪学会 正会員
日本再生医療学会 正会員
日本美容外科医師会 正会員
監修日:
監修範囲について:
本記事における医師監修は、AGAの基礎知識・受診や治療の考え方・治療薬等の医療情報に関する記載の確認を対象としています。クリニック・サービス・商品等の掲載や選定(おすすめ・ランキング等を含む)は編集部の独自基準によるもので、監修医師が関与・選定したものではありません。

ヘアサイクル(毛周期)とは毛髪の一生のことです。成長期、退行期、休止期という3つサイクルを繰り返します。
加齢と共に休止期のまま活動を停止する毛髪が増え、毛髪の全体量が徐々に少なくなっていきます。これは人間の老化現象なので誰しにでも起こることですが、AGAの場合加齢とは関係なくヘアサイクルが乱れ、
2~6年ほどある成長期サイクルが数ヶ月~1年程に縮んでしまったりします。
成長期が短くなるということは毛髪が成長しないうちに抜け落ちてしまうということなので、AGAの人は抜け毛がミニチュア化(成長途中の細く短い毛髪状態)するという特徴があります。
脱毛した髪の中に成長しきってないミニチュアな毛髪が3割強あったらAGAの可能性大と言われているので、すみやかに病院の無料カウンセリングを受診するようにしましょう。

厳密に言うとAGAの直接的な原因は未だに不明です。ただそのメカニズムは大体解明されています。
男性にとってなくてはならない男性ホルモン「テストステロン」。この「テストステロン」はヒゲや筋肉、生殖器の成長・形成に必要な男性ホルモンですが、前頭部や頭頂部では「5αリダクターゼ」という酵素によって「DHT(ジヒドロテストステロン)」と呼ばれる活性型の男性ホルモンに変貌し毛髪の働きを抑制するシグナルを出します。
AGAの人はこのDHTが出す脱毛シグナルを受け入れる受容体(アンドロゲンレセプター)の感受性が普通の人よりも優れており、シグナルを受け入れやすい体質を持っているということがわかっています。
つまり、AGAは「DHT(ジヒドロテストステロン)」の出す脱毛シグナルと、そのシグナルを受け入れるアンドロゲンレセプターの感受性が高い体質が原因ということになります。
ここまではわかっているのですが、なぜDHT(ジヒドロテストステロン)がそんな大迷惑なシグナルを出すのかは未だ不明です。
上記項目一つでも当てはまればAGAの可能性があると言われています。
多くのAGAクリニックが無料カウンセリングを行っているので、心配なら病院のカウンセリングで相談してみましょう。ただ、基本的にはカウンセリングはカウンセラーが行い、医師の診断ではありません。また、オンライン診療の場合は、スマホの画面越しのチェックになるので、正確な判断は難しいとされています。
現在の毛量をAIでチェックし、現在の頭髪状況及び、今後の毛量変化などを知ることができるAGA検査を行っている「銀座総合美容クリニック」のような病院もあるので、自分の頭髪状況が本気で知りたい人は、AGA検査に力を入れている専門病院を受診しましょう。
AGAリスクが高いかどうかを知る方法にAGA遺伝子検査があります。ただ、AGA遺伝子検査で高リスクという結果が出ても将来必ずハゲるとは限りません。薄毛には遺伝要素以外の後天的要素も大きくかかわってくるためです。ただ、リスクがあるかどうかを知ることで生活習慣の改善など薄毛予防の意識を高めることができるというメリットはあります。一部のAGA専門病院で行うことができます。
AGA遺伝子検査は「発症リスクの一部」を見る検査であって、現在の薄毛の状態を判断する検査ではないことを覚えておきましょう。
| 項目 | AGA (男性型脱毛症) |
円形脱毛症 | びまん性脱毛症 | FAGA (女性男性型脱毛症) |
|---|---|---|---|---|
| 主な 対象 |
主に男性 | 男女とも | 男女とも(女性に多い) | 主に女性 |
| 主な 原因 |
DHT(ジヒドロテストステロン)と遺伝体質 | 自己免疫反応・ストレスなど | ストレス、栄養不足、ホルモンバランス、薬の副作用など多因子 | ホルモンバランスの変化と遺伝体質 |
| 薄毛の 出方 |
生え際(M字)・頭頂部から進行 | 円形・楕円形の脱毛斑が突然できる | 頭全体のボリュームダウン | 頭頂部中心に全体が薄く見える |
| 進行の しかた |
徐々に進行し、自然に元に戻ることは少ない | 急に抜けて、自然に回復することもある | 少しずつ全体が薄くなっていく | 緩やかに進行することが多い |
| 抜け毛 の特徴 |
細く短い「ミニチュア毛」が増える | 太く正常な毛が一気に抜けることも | 全体的に細く・本数も減る | 髪が細くなり、分け目が目立つ |
| 自覚しやすいサイン | M字後退・つむじの地肌が透ける | ある日突然、コイン状の脱毛に気づく | 「なんとなく全体のボリュームが減った」感覚 | 分け目が広がる・トップがペタンとする |
| 主な 治療 |
フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジル、メソセラピー、植毛など | ステロイド治療、局所免疫療法など(皮膚科) | 原因検索+生活習慣改善、必要に応じ薬物治療 | ミノキシジル外用、女性向けホルモン治療など(医師の判断による) |
| 自己判断の 難易度 |
パターンが典型的で比較的わかりやすい | AGAとはパターンが違うので識別しやすい | 他の疾患との見分けがつきにくい | AGAとの違いが分かりづらく専門医の判断が重要 |
| どこを受診すべきか | AGA専門クリニック | 皮膚科・脱毛症外来 | 皮膚科、必要に応じて内科など | AGA・薄毛治療に詳しいクリニック、皮膚科 |
薄毛と一言で言っても、原因と進行パターンは疾患によって大きく異なります。
AGA(男性型脱毛症)なのか、それ以外の脱毛症なのかを正しく理解することで、必要な治療や対策が変わります。ここでは、特に混同されやすい 円形脱毛症・びまん性脱毛症・FAGA(女性男性型脱毛症) とAGAの違いをまとめます。

男性に最も多い進行性の薄毛
| 原因 | DHT(ジヒドロテストステロン)によるヘアサイクルの短縮 |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 治療内容 | フィナステリド/デュタステリド/ミノキシジルなど医薬品治療が中心 |

ストレスや免疫の乱れが関係する“急に抜ける”脱毛症
| 原因 | 自己免疫反応により毛根が攻撃されるとされる |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 治療内容 | ステロイド治療、局所免疫療法など皮膚科での治療が一般的 |

頭部全体が“均等に”薄くなるタイプの脱毛
| 原因 | ストレス・栄養不足・ホルモンバランス・疾患・薬の副作用など多因子 |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 治療内容 | 生活習慣改善、栄養管理、必要に応じて医療機関で原因究明を行う |

女性にも起きる“女性版AGA”
| 原因 | ホルモンバランスの変化と遺伝的要因 |
|---|---|
| 特徴 |
|
| 治療内容 | ミノキシジル外用を基本に、必要に応じて医師判断の補助治療を組み合わせる |
薄毛の原因は自分では判断しにくく、複数の原因が混在する場合もあります。
確定には専門クリニックや皮膚科での診察、またはAI解析を使った頭皮チェックが必要です。医師に相談するようにしましょう。

AGA(男性型脱毛症)の進行度は世界的に広く使われている「ハミルトン・ノーウッド分類(Hamilton–Norwood Scale)」という、7段階の頭髪の状態で分類されます。進行度は治療選択にも影響するため、病院の診察で一度確認しておくとよいでしょう。
薄毛の段階によって治療効果は変わってきます。AGAも早期治療で改善効果が高いのは他の病気と同じです。
ハミルトン・ノーウッド分類は「どこまで戻せる可能性があるか」を判断するためにも重要な指標です。

AGA(男性型脱毛症)は、放置して自然に改善することはほぼありません。
進行性の脱毛症のため、DHT(ジヒドロテストステロン)によるヘアサイクル短縮が続き、
徐々にミニチュア毛 → 無毛化
へ向かっていきます。
どんな経過をたどるのか、科学的に分かっている範囲で整理します。
AGAは成長期が短縮し、毛が太く育つ前に抜けるのが根本メカニズム。
放置期間が長いほど、短縮されたサイクルが固定化し、
という悪循環に入ります。
放置すると
細く短い毛(ミニチュア毛)が増える → 産毛 → ほぼ生えない領域
となり、コシ・太さ・密度が失われます。
この過程は自然に逆戻りしません。
進行が進むと、
毛母細胞や毛包幹細胞が寿命を迎えて機能しなくなる
ことがあり、そこは薬を使っても発毛が難しくなります。
この状態になると、改善方法は
など「医薬品以外の方法」が必要になることも。
※個人差はあるものの、多くの専門医の臨床経験で見られる傾向です。
この段階で治療を開始すると改善幅が大きい時期。
放置し続けると ハミルトン・ノーウッドIII〜IV型へ進みやすい。
治療を始めても 密度回復が難しくなるゾーン。
ここまで進行すると、治療しても「部分的な改善」に留まる傾向があります。
| ステージ | 状態 | 治療での改善難易度 |
|---|---|---|
| I〜III型 | 軽度〜中等度 | 改善しやすい・太く戻りやすい |
| IV〜V型 | 中等度〜重度 | 改善は可能だが時間が必要 |
| VI型 | 前頭部と頭頂部がつながる | 発毛はできても密度改善は限界 |
| VII型 | 最重度 | 植毛や増毛が現実的選択肢 |
一部の男性は、50〜60代で男性ホルモンが減ることにより“進行速度が緩やかになる”ケースがあります。
ただし、
という特徴があるため、“待てば止まる”という期待は現実的ではありません。
特にIV型 → V型の間が“スピードが加速するゾーン”なので注意が必要。
AGAは自然に治らない進行性疾患です。進行スピードには個人差がありますが、
というのが専門医の共通見解です。
「気になり始めたら早めに動く」のが後悔しない最重要ポイントです。

年齢や薄毛の状態によって効果的な治療方法は違うので、おすすめ治療は人によって異なります。自分がどのAGA治療を選べばいいか迷いますが、基本的には薄毛の進行状況に応じて選択するようにしましょう。
あなたの薄毛がAGAであれば病院での治療は絶対です。生活習慣や食生活の改善といったことも効果的と言われていますが、あくまで医薬品によるAGA治療と併用しての話です。
AGAの原因は遺伝体質だけでなく後天的な環境要因も大きいと言われていますから、毛髪に良い環境を作ることが毛髪の成長を助ける可能性は十分あります。しかし、男性ホルモンの働きは医薬品以外で抑えることができないということを覚えておきましょう。

病院で行われるAGA治療は二つのことを目標にしています。
●第一目標
脱毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)を生む5αリダクターゼの働きを抑制し脱毛を止める。
●第二目標
薄い部分の毛髪を発毛させ、成長しない毛髪を成長させる。
脱毛を抑えて毛髪を成長させるというオフェンスとディフェンスを組み合わせた治療で薄毛を改善していくのがAGA治療です。
脱毛を止めるには、国内承認薬の「フィナステリド」や「デュタステリド」が使用されます。
どちらの薬にも、副作用が出る場合があるほか、使用上の注意が必要なので、必ず医師の処方・指導を受けて使用するようにしましょう。

経口タイプのAGA治療薬。本来は前立腺肥大や前立腺ガンの治療薬として開発された医薬品ですが、研究過程でAGAの作用機序が判明し、AGA治療として応用されました。
国内では「プロペシア」という商品名でAGA治療薬としてはじめて承認され、以後ジェネリック医薬品が多数登場しています。
5αリダクターゼやDHTの働きを抑え脱毛を抑制する効果があり、主に脱毛を防ぐディフェンス役として用いられます。
勃起不全、性欲減退、精子の減少といった副作用が出る場合があります。また、男性のみ使用可能で女性や子供は使用不可。妊娠中かもしくはその可能性がある女性は使用だけでなく錠剤を触ってもいけないなど注意点があります。必ず医師の処方・指導を受けて使用するようにしましょう。

フィナステリドが脱毛を抑制する薬なら、ミノキシジルは発毛を促進する薬です。元々は高血圧の経口薬として用いられていましたが副作用で全身の多毛症を引き起こすことがわかり、頭皮に対しての外用薬として用いられるようになったのが最初です。
外用薬はリアップなどが有名で病院だけでなく薬局でも購入可能です。AGA病院ではより効果の高い内服タイプのミノキシジルが用いられますが、副作用の懸念から国内未承認薬となっています。外用薬は国内承認薬です。
もともと高血圧治療に用いられる血圧を下げる降圧剤として開発された薬なので、高血圧・低血圧・心臓病など、循環器系の疾患がある方や、その治療を行っている方は必ず医師の確認が必要となります。その他動悸や倦怠感といった副作用が報告されているので必ず医師の指導の下使用するようにしましょう。

フィナステリドと同じく前立腺肥大症の薬として開発され「アボルブ」という名前で現在も処方されています。AGAの原因である男性ホルモンの生成を抑制する効果があるとされており、2015年8月にAGA治療薬として国内承認されました。
AGA治療薬として承認されたデュタステリドの商品名は「ザガーロ」。前立腺肥大症の薬として既に承認済のアボルブも病院によってはAGA治療薬として処方されています。
フィナステリドは2型の5αリダクターゼの働きを抑制すると言われていますが、デュタステリドは1型・2型両方に作用すると言われています。
過去にはAGAの原因は2型の5αリダクターゼのみとされていましたが、最近では1型も何らかの影響を及ぼしていると考えられています。また、単純にフィナステリドよりもデュタステリドの方が脱毛抑制効果が約1.5倍も高いという臨床結果も出ていることから、フィナステリドで効果が出なかった場合などに、より強力な薬という認識でデュタステリドを試す人が増えています。
勃起不全、性欲減退、射精障害、精液量(精子量)の減少といった副作用が出る場合があります。また、男性のみ使用可能で女性や子供は使用不可。妊娠中、または妊娠の可能性がある女性は使用してはいけません。カプセル剤のため通常は中身に触れることはありませんが、破損して内容物が漏れた場合は触れないよう注意が必要です。必ず医師の処方・指導を受けて使用するようにしましょう。

育毛メソセラピーは、毛髪の成長を促進する成長因子などを注射器などを使って薄毛患部に直接注入する治療です。
毛髪を生成する細胞に直接成長成分を注入するので経口薬や塗布薬よりもダイレクトに効果が出やすいと言われています。各クリニック毎に独自の成長成分を配合しており、高価な成長因子なども利用しているので施術費用はかなり高額です。
クリニックによって料金に差はありますが、大体1本あたり2~10万くらいします。多くの場合は1ヶ月に1回(1本)施術を行い、半年(6回)から1年(12回)続けます。
経口薬よりも副作用が出にくくしかも強力な効果をもたらすので人気です。ただ、注射タイプの場合は頭皮に針を刺すので痛いです。クリニックによってはイオン導入など針を刺さずに注入するメソセラピーを用いているクリニックもあるので痛みに弱い人は検討してみましょう。

植毛は側頭部や後頭部などに残っている自分の毛を採取し薄毛部に移植する治療方法です。移植するための自毛が残っていることが大前提の外科治療となります。
植毛のメリットは移植した毛髪はAGAの影響を受けないので以後は脱毛せずに正常なヘアサイクルを送ることができるという点です。 傷跡が残るかどうか、移植した毛髪がしっかりと生着するかどうかは医師の技術力によるところが大きいので、症例数や治療実績豊富で技術力の高い医師がいる病院を選ぶようにしましょう。

AGA治療には以下のような効果があります。
効果の出方は年齢や薄毛の状態によって異なるので個人差がありますが、治療経験豊富な医師の感覚だと、大体治療開始時の数年前(4~5年前)の頭髪状態までは取り戻せる人が多いようです。つまり、4~5年前すでにハゲていたらそれ以上の改善は難しいかもしれないということになります。
もちろん個人差があるのでそれ以上に改善する人もいれば、4~5年前の状態すらも取り戻せない人もいるでしょう。やってみなければわからないのがAGA治療です。
どちらにせよなるべく早めに治療することが改善への近道となることは間違いありません。
| 月数 | 主な変化 |
|---|---|
| 1ヶ月 | 体が薬に慣れる・初期脱毛の可能性 |
| 2〜3ヶ月 | 抜け毛減少・髪の強さが戻り始める |
| 3〜4ヶ月 | 産毛出現・軽い発毛の兆し |
| 5〜6ヶ月 | 見た目の改善を実感する人が増える |
| 7〜9ヶ月 | 密度が上がりボリューム改善 |
| 10〜12ヶ月 | 発毛のピーク・大きな改善 |
| 12ヶ月〜 | 維持治療フェーズ |
AGA治療は 始めてすぐ劇的に変わるものではなく、数ヶ月〜1年単位で変化を見ていく治療です。
ここでは、一般的な治療経過の目安を 1〜12ヶ月の時系列 でまとめます。
※各月の変化は「多く報告される傾向」であり、効果の出方には個人差があります。
12ヶ月(1年)を一区切りとして評価するのが一般的です。
治療開始から 1年程度で改善のピークに達します。
以降は、
といった「維持治療」に移行する人が多くなります。
※もちろん状態に応じて医師が調整します。
AGA(男性型脱毛症)は、あくまで「DHT(ジヒドロテストステロン)+遺伝体質」が主な原因です。生活習慣そのものがAGAを“直接”引き起こすという強い証拠はありません。
ただし、生活習慣は頭皮環境やヘアサイクルに間接的な影響を与える可能性があるとされており、
といった面で無視できません。
ここでは、「科学的にほぼ確立しているもの」「関連が指摘されているもの」を分けて整理します。






ただし、生活習慣を整えることで
といった “土台作り” の役割 は期待できます
治療と並行して
を行うことで、“薄毛が進みにくい体調・体質” を作る ことが、最終的なゴールになります。
| フィナステリド 治療費用 | 1,000円~9,000円 / 月額 |
|---|---|
| AGA治療薬による 発毛治療費用 | 2,000円~3万円 / 月額 |
| 育毛メソセラピー 費用 | 2万円~10万円 / 1回 |
| 植毛費用 | 15万円~ / 500グラフト ※植毛は移植する本数によって料金が決まります。多くの病院が500グラフト(株)単位となっています。 |
AGA治療は自由診療ですので治療費は病院によって異なります。
とはいえ、大体の相場は決まっています。薬は各クリニック毎に独自に仕入れたものや院内調剤していたりするので価格がバラバラです。またクリニック毎に組み合わせる薬がコースとして決まっていたりするので、コースに含まれている薬の種類によって価格が変わってきます。必ず月額コストで幾らかかるかをチェックしてから病院を決めるようにしましょう。

AGAに完治はあるのでしょうか?
AGAの体質が治ることはありませんので、薬を止めたら再び男性ホルモンの脱毛シグナルによって脱毛が再開します。
となると一生続けなければいけないのでしょうか?
そんなことはありません。
AGAは男性ホルモンの働きによる脱毛症なので、加齢によって男性ホルモンの分泌が減少することで抜け毛も減少します。AGAによる抜け毛が減って薄毛化しなくなったのであれば治療を続ける必要はありません。
薄毛が気にならなくなるか。薄くなりにくくなるか。
いずれにせよ、自分自身がもう止めてもいいやと思えるタイミングがきたら治療終了です。
患者の多くがどうしているかというと、発毛治療で薄毛が改善した段階で、脱毛を抑制する維持治療に切り替えるか、一旦治療を止めるかのどちらかです。治療を止めた人はしばらくすると徐々に再び薄くなっていくので各々が気になったタイミングで治療を再開します。自分のタイミングで中止と再開を繰り返すのです。
ただし、治療を完全に中止して薄毛が進行したまま放置し過ぎると毛母細胞が死滅して回復させるのが難しくなる可能性があるということは注意しておかなければいけません。出来れば自分ひとりで判断せずに医師と相談しながらしっかりケアするようにしましょう。

AGA治療で一番大切なことは、根気よく治療を継続することです。平均すると効果がみられるようになるまで最低でも半年~1年は続けなければいけないと言われています。
人によっては一年間何の実感もなく、一年後に突然効果が出始めるという人もいます。一年間何も効果を実感できなかったら途中で止めたくなりますよね。現にそうして半年くらいで効果がなかったと判断して止める人は非常に多いです。
一度止めたら治療はすべてリセットされます。それはとてももったいないことです。最低でも一年は治療を続けるようにしましょう。継続して続けることが治療成功のカギとなります。
一年以上治療を継続しても思ったように効果が出なかったら何らかの原因が考えられます。
AGA以外の原因による薄毛だった場合ですが、AGAの発毛治療は他の薄毛であっても発毛効果が期待できるのでこの説はあまり有力ではない気がします。可能性としてはゼロではないので病院でしっかり調べてもらうようにしましょう。
薬によるAGA治療は毛髪を生成する細胞を活性化させて毛髪の成長を促進する治療です。毛髪を生成するための細胞がなければ発毛させることはできません。AGAが進行するとヘアサイクルの乱れによって最終的に毛母細胞の寿命が尽きてしまいます。治療しても効果が出ない原因としてすでに毛母細胞の寿命が尽きて死滅している可能性も考えられます。
細胞が死滅している箇所に毛を生やすには現時点では植毛治療しか方法がありません。毛髪再生医療が実用化されれば細胞を培養し移植することで細胞が死滅した箇所への発毛も可能になるかもしれませんが、実用化されるまではまだもう少し時間がかかりそうです。
効果が出ていないと感じているのはあなただけで実際には効果が出ているというパターン。
薄毛が治ったというイメージは人それぞれ異なります。薄毛のイメージもしかり。薄いかどうかの判断は人それぞれ異なるのです。
しっかり効果が出て薄毛には見えない状態になっていても、その人が薄いと感じたらそれは治っていない、改善していないということになります。効果を客観的に測定するため、病院では治療前治療後の写真を撮影し写真によって効果測定します。写真で見て生えている状態でも患者の改善イメージに達していなかったら効果がなかったのと同じです。
実際は効果が出ているわけですからそこから先、患者の希望を達成できるかどうかは正直微妙です。現状維持治療を続けるかそれとも他の治療を試してみるかを医師と相談しましょう。理想の髪型レベルまで求めるとなると薄毛治療の効果としては期待できない場合もあります。絶対にこの髪型にしたい!という気持ちで薄毛改善を求めるのであれば増毛を併用して髪型欲求を満たすしかないかもしれません。

自分が薄毛なのかそうじゃないのか。治療効果が出ているのかどうか。それらをしっかり把握して効率的な治療をするためにも、治療前のAGA検査がとても重要になってきます。
オンライン診療の場合はスマホの画面越しで頭部をチェックするだけなので、厳密な検査ができないのが現状です。最低でも対面で医師によるスコープを用いた頭部チェックを行わないと現状把握は難しいでしょう。
銀座総合美容クリニック(銀クリ)のAI技術を用いたAGA検査「スキャビジョン」であれば、特許技術のAI解析を用いて、現状把握はもちろん、治療後の効果を予測して可視化することが可能です。
結果として自分に合った治療を選びやすくなります。
事前のチェックをしっかりしたい方は銀クリのスキャビジョン検査を試してみてください。
AGAは一般病院の皮膚科などでも治療可能ですが、なるべくならAGA治療専門病院か、専門外来のある病院をおすすめします。
理由は色々ありますけど、AGAに限らず他の病気でも専門病院に行った方が治療内容が豊富だったり、症例数・治療実績が豊富だったりといったメリットがありますよね。それと一緒です。AGA治療は効果の出方に個人差があるので治療実績が豊富で色んな薄毛を治療している病院の方が期待できます。
また、専門病院の方が発毛効果の高い治療薬を扱っているところが多く、クリニック独自のオリジナル治療薬などもあり薬代も安かったりします。一般病院はほとんどの場合フィナステリドやデュタステリドなどの国内承認薬のみの処方となり、薬代も定価で専門病院に比べて割高だったりします。
AGA専門病院の唯一のデメリットとして都市部に多く地方にまだまだ少ないという立地条件があげられますが、最近では全国展開している病院も増えているほか、スマホやPCを使ったオンライン診療ができる病院も増えてきたので通院が大変という弱点もなくなりつつあります。
治療内容、治療費用はもちろん、過去の症例数や治療実績も豊富なおすすめAGA病院をご紹介します。

東京新橋と大阪にあるAGA治療専門病院の銀座総合美容クリニックです。銀クリの愛称でお馴染みで、AGA治療だけを行っている本当の意味でのAGA専門病院です。
銀クリの特徴は都度払いでわかりやすい明朗会計の安心感。そして圧倒的な治療実績です。
カウンセリングや診察も丁寧で患者さん目線のクリニック運営が光ります。オンライン診療も行っていますが、特許取得のAI解析を用いたスキャビジョンというAGA検査で、現在の頭髪状況や、治療効果の予測が可能なので、是非対面での診察を受けて欲しいところ。
\\ AI解析で無駄なく治療 //
圧倒的患者数のAGA専門病院
銀座総合美容クリニック公式サイト

湘南美容クリニックは国内最大手の美容クリニックです。全国展開しているテレビCMでもお馴染みなので知らない人はほとんどいないと思います。AGA治療に関しても専門外来があり、AGA治療黎明期から力を入れていました。
薬や育毛メソセラピーだけなく植毛も行っており、世界で唯一の植毛ロボット「アルタス」を日本で一早く導入したのも湘南美容クリニック(※現在アルタスによる植毛は行っていません)です。アジア圏でも抜群の植毛治療実績を誇ります。
湘南美容クリニックの主な特徴はそのスケールのデカさを活かした治療内容と料金。
全国展開しているので通いやすいだけでなく、植毛もできる豊富な治療内容は薄毛の進行状況を気にせず相談できるというメリットがあります。また患者数が多いからこそ可能な圧倒的な価格設定も人気の秘密です。
\\ すべてのAGA治療が可能 //
全国展開で通いやすい
湘南美容クリニック公式サイト

Dクリニックは頭髪治療専門クリニックのパイオニア的クリニックです。
女性の薄毛治療病院を含め、東京、大阪、名古屋、福岡に5クリニック展開しています。育毛シャンプー「スカルプD」がもともとはDクリニックの前身「ヘアメディカル」の患者さん専用に開発されたシャンプーだったというのは有名な話です。スカルプD発売会社のアンファーと共同で治療薬や育毛剤、サプリなどを研究開発も行っています。
薄毛に関する著作も豊富な名医が揃っています。メディアにも度々登場する医師揃いなので信頼度は抜群です。
\\ スカルプD開発クリニック //
AGA治療のパイオニア
Dクリニック公式サイト
参考文献・参照元
成人男性に多い「男性型脱毛症」で、DHT(ジヒドロテストステロン)と遺伝体質によってヘアサイクルが短縮し、細い毛が増えていく進行性の脱毛症です。
が根本メカニズムです。
成長期が短くなり、太く育つ前に抜ける「ミニチュア化」→「産毛化」→「無毛化」へ進みます。自然に元には戻りません。
パターン・原因が大きく異なります。
AGA自体の原因にはなりませんが、進行速度に影響する可能性があります。
確立している:喫煙、肥満(メタボ)
関連が疑われる:睡眠不足、ストレス、偏食
※生活習慣だけで治すことはできません。
AGAの進行をI〜VII型で評価する国際的な分類です。
I〜III型は改善しやすく、VI〜VII型は医薬品のみでの密度改善が難しくなります。
という“悪化のみ”の進行で、自然回復はほぼありません。
一部の男性は50〜60代で進行が緩やかになりますが、失われた毛が戻ることはありません。“待てば止まる”という期待は現実的ではありません。
基本は以下の2軸です。
必要に応じてメソセラピー・植毛などを併用します。
平均の経過は以下の通り:
1年で評価するのが一般的です。
DHTが再び働き始め、数ヶ月〜1年で元の状態に戻っていきます。
改善後は維持治療(低用量)が一般的です。
「体質としての完治」はありませんが、見た目として薄毛が気にならなくなればその段階が“完治ライン” と言えます。治療をやめた後に薄くなる場合は再開します。
などが主な原因です。
ただし実際の臨床現場では「副作用が出る人は数%」とされています。
皮膚科でも可能ですが、治療薬の種類・症例数・価格の点で専門クリニックの方がメリットが大きい傾向があります。
特にVI〜VII型では植毛の有効性が高いです。
代表的な相場は:
基本は「進行度」で選びます。
最終的には現在の毛量を検査(AI解析等)し、適切な組み合わせを選ぶのがおすすめです。